2011年03月16日

平凡な日常生活の中で...

先月に引き続き今月に入っても続々と我家や職場等においていろいろなトラブルや大きな変動があり、そういった数々の事態に対処する必要から生じるストレスが、最初は私の体調に影響を与えていたのだと思います。

”あたりまえの生活が、平凡にたんたんと続くこと。”

それが、どんなにありがたいことなのかは、あたりまえだと思っていたものが変化し、ゆらぎ、失ってしまってから気がつくことが多い。

どうしても、今回の地震の報道を見ていると、阪神淡路大震災の頃の思い出が蘇ってくるのだけれど...。

あの当時、私たちは神戸に住んでいたので、電気が比較的早くに復旧した後も水道の復旧にはしばらく(1週間から10日くらい?)かかり、ガスの復旧にはかなりの日数がかかった記憶があります。
たとえ電車が動かなくても仕事に出ないといけない主人は、どんなに時間をかけても通行できる道路を選んで車で出かけており、そんな当時に言っていたのは、震災直後でも東方面へむかえば大阪の街には平常通りの賑わいがあり、西へむかえば明石を超え加古川に入ると普通の生活が過ごせていて、”そのギャップに驚いてしまう...。”ということでした。

そして、そこに”あたりまえの生活”があったからこそ、当時本当に必要だった水や食料品等を購入してきてもらうことができたのでした。

今回は、「東日本大震災」「東北関東大震災」と言われているように被災した範囲が広いうえに、福島第一原子力発電所の状況も加わって、本当に広いエリアでたくさんの方たちが大きな影響を受けています。

そんな中で、”今の私たちに何が出来るのか?”をずっと考え続けていますが、”気持ちを強くひとつに持って、あたりまえの生活を大切に過ごすこと。”が基本なのかもしれません。


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昨日、午前勤務を終えた後、お昼ごはんをかねて打ち合わせしながら話していた中で。

”どんなに困難が予測されても、変化を受け入れる事がつらくても、とにかく、できることをやっていくしかない。”

そんな事を話しながら、同じ事態を一緒に乗り越える仲間がいるというのは、本当にありがたくて心強いと思った。

ひとりで考えるより、共に考える仲間がいる方が、前向きに進んでいける。

”人”という文字は、支え合ってバランスを取っている。
そして、どちらか一方がより多くもたれかかってしまうと、バランスが崩れてしまうので、ちょうどいい比率でお互いに支え合っている。

先週からヨーグルトやプリン、おうどんやパン等が中心の食生活が続いていたので、ひさしぶりに食べたおふくろの味のランチメニューにあった今年初のいかなごのくぎ煮やお総菜のやさしい味わいに癒されながら、”まず、自分自身がしっかりしていないと、他の誰かを支えることなんてできないから、私もこのシーズン中にちゃんとくぎ煮を炊ける状態にまで体調を戻さないといけない...”と、思っていました。





 





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Posted by Dreamer at 07:57日常の雑感