2011年10月13日

”こだわり”と、”生きる事”についての雑感

先週の金曜日のKさんとの昼食会や、昨日の息子の塾の4者懇談での会話や、今年に入って、いろいろな事があるたびに考えてしまうことのすべてに、”個人のこだわりと生きる事について”という共通項があるような気がします。

”人は、みんなそれぞれ違う。”

人間という生物である以上、みんな寿命があって、不老不死の人などいないという点では平等であっても、それぞれの人生の長さは人それぞれ。

そんなふうに、各々違う、運命に与えられた時間を、”何にこだわって、どう生きたいと思うのか”も人それぞれ。

また、現代社会で生きていこうとすると、みんなお金という対価を支払って何かを得ている以上、自分自身の可処分所得の範疇においてどう使うのかは自由であるという点では平等であっても、自力で稼ぎ出した結果である経済力というパイの大きさは人それぞれ。

自分の自由になる所得を、”何にこだわって、どう使いたいと思うのか”も、各々によって価値観が違うゆえに、人それぞれ。

そしてどちらも、”人に迷惑をかけない。”という前提で、成り立っている定義だとは思う。

  
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なでしこジャパンがW杯で優勝した時、日本中が感動し、歓喜した。

プロ契約してサッカーを続けていた選手も、他の仕事をしながらサッカーの練習を続けていた選手も、どんなに苦労してもあきらめないで努力し続けていたからこそ、栄光の結果をつかみ取ることができた。

そこには、当然、血のにじむような本人の努力と共に、周囲のサポートという環境が必要だったと思う。

結果がすべてではないけれど、何のために努力するのかという事を考えたら、”そこに自分の目標があるから”ということも事実な訳で...。

そして、やはり、”結果”を出すことが、共に苦労し支え続けた周囲への恩返しになるのだと思う。


 
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学生が学ぶという事はそれ自体が目的なのではなくて、将来、社会に出て仕事をするうえでの基礎知識を得る事に意味があるのだから、単に点数を取ることが目的なのではなく、どんな問題を解ける知識や能力を身に付けたのかが大切で、その結果が点数という形で現れてくるということ。

たとえば、将来、野球選手をめざすのならば、同じ学生であっても1日の時間の大半を練習に費やして野球に関する知識や能力を磨いていったり、ミュージシャンをめざすのならば楽器の練習や音楽の基礎知識を積みあげていかないと、それなりの結果をつかみ取ることなんて、出来ない。

何かにこだわって生きていこうとするならば、必ずその道で自分が努力しないといけない事は確かだし、さらに、自分のこだわりを守り続けていこうとするならば、生活の基盤を確立する必要があるため、結果を伴わないと続けてはいけない。


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”学校に加えて、さらに塾で学びたいというのならば、そこで得た知識をしっかり自分の身につける事。”

”大学で学びたいのならば、その先に、将来に向けての自分の目標があること。”

”自分自身のために、自分の目標にむけて、結果を出すために努力する意志があること。”


塾の懇談の後、息子と話し合って、確認したこと。

親にだって、どんなに気持ちがあっても、現実的に出来るサポートには”時間と経済力”等という限界がある。
自分の人生は、自分自身で自覚して、自立して、作りあげていってもらわないといけない。

”あきらめない夢”と”現実”とのバランスに悩みもがきながら生きているのは、いくつになっても親だって同じだし、逆に言うと、どんな人もその人それぞれが、”自分の理想”と現実”との葛藤に悩んで生きているのかもしれない。


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先日、Kさんとの昼食会の後、お気に入りのケーキ店の喫茶コーナーでお茶とケーキをいただきながら...。




  


つい最近、旦那様を亡くされ、その後すぐ、娘さんにお子さんが生まれておばあちゃんになったばかりだという人生の大きな転換期の中で、「仕事に復帰して、時々孫の世話を手伝い、娘のフォローをする忙しい日々に、気持ちが救われている。」と語られる笑顔の強さに、圧倒されるような気がしました。

「おいしいものを食べている時とか、仕事等で相手に喜んでもらった時とか、そういう事がうれしいと思えるのは、幸せだと思う。」と言いながら、3等分した3種類のケーキを喜んで頬張ってくださる彼女は、しっかり実績を積み上げておられるバリバリのキャリアウーマンで、しかも私と同じ年とはとても思えないほどのパワーを持っておられます。

今、存在している”現実”の中に、自分の”夢”を見出して、さらにそれを育てていく事の大切さを、Kさんとの会話の中で再確認させていただいたようなひとときだったのでした。


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Posted by Dreamer at 10:07日常の雑感

2011年10月13日

かまぼこ工房 夢鮮館 (10/10:夢前)

連休最終日、朝から息子の塾で四者面談。



その後、親子3人で姫路へ移動し、
ランチを済ませた後にむかったクルマのは
かまぼこ工房 夢鮮館。




親子でいろいろ話をしないといけない課題があって、自宅で真剣にむかいあうよりも、”出先でおいしいものを食べて、自然の空気にふれて、また気持ちのいいドライブの合間にぽつぽつと息子の気持ちや考えている事を聞き、親の気持ちや考え方を伝える”という方がいい...”というのが、我家流。

親には子供の何倍もの時間を生きてきた経験の中で培われてきた経験などから見えるものがあるけれど、ただ親の意見を押しつけるわけにはいかず、本人の意思や希望というものも尊重しないといけない。

ただ、少なくても言えるのは、親には子供の人生に対して責任があるということで、”最終的には、彼らが将来の孫に対して、どんな親になっていて欲しいのか”という見方をすれば、今の我々が子供に対する姿勢のすべてが良かれ悪しかれ反映することも確かなのだろうと、思う。

また新たに、ちくわ工房の建物が建設中でした。

 


夢鮮館の睡蓮。



道中の夢前川の風景。

 





来月初めに、

イベントが行われるようです。スマイル






<かまぼこ工房 夢鮮館:過去ログ>
2011.7.13
2011.5.4
2011.4.29
2011.2.20
2010.12.26
2010.12.23
2010.11.3
2010.8.15
2010.8.1
2010.6.5
2010.6.1
2010.5.9

<かまぼこ工房 夢鮮館の所在地>
◇姫路市夢前町置本327-16


  


Posted by Dreamer at 06:27お出かけ (東播磨)