2012年03月02日
さよなら人類
「スタンリー・キューブリックかんとくがつくって1968ねんにこうかいされた映画の”2001年宇宙の旅”と、1984ねんにこうかいされた続編の”2010年”のDVDです。」
「今は、2012ねん。このえいがのタイトルの年をこえちゃったんだよね。。。」
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時々、「2001年宇宙の旅」と「2010年」の映画を観たくなる時があります。
過去に未来をイメージして作られた作品の”未来”が”過去”になった後、そこに描かれた世界と”現実”との違いに思いをはせる時、その距離感を確認することで、今ある現実をまた違った視点でとらえることができるような気がします。
いったん”現実逃避”することによって、冷静にかつ客観的に現実を確認できるような、そんな感覚なのだと思います。
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「おとうさんがもっていた、たまのCDだよ。」
「きょねん、とつぜん、おかあさんがはまりこんでいた”カオスの世界”とか”シュールな感覚”へのひっかかりのなぞのヒントが、こんげつまつにはみつかるかもしれないそうです。」
「ピテカントロプスになるひも ちかづいたんだよ~のうたは、きけるかな...。」
「さる~ さる~ さる~ さる~ さる~ さる~ さる~ さる~ うぅぅぅ~
って、うただよね。」
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”HAL9000 には、感情があるのだろうか。”
”はたして、HAL君は夢を見るのだろうか。”
2012年の現在もなお、人間はチャンドラ博士のように、”I don't know."と答えるしかないんだろうか...。