2013年06月16日
6月中旬の風景-2 2013
昨日の土曜日は、ずいぶんひさしぶりに雨。
この時期に娘のところを訪れたのは、もちろん、”仕事のスケジュール上、職場にシフト調整をお願いしやすいタイミングだったから”とか、”主人や息子のスケジュール的にも、了解をもらいやすかったから”とか、いろんな要因があります。
でも、私の個人的には、”梅雨の時期なので、数日花壇に水やりできなくても、きっと天の恵みがあるだろう。という希望的観測があったから...”というのも大きかったんですが、どうやら、まったく雨が降らなかったようで...。
帰宅した時の植木鉢やプランターは、ものすごくかわいそうな状態になっていたのでした。
「・・・平日は仕方がないとしても、週末はお休みで、家にいたよね?」と、主人に確認してみると、
「花の水やりは、すっかり忘れてた。 でも、睡蓮鉢の金魚と水槽のメダカのエサは、ちゃんとやったから。」とのこと...。
”人は自分が興味を持つものしか、目に入らないし、意識しない。”という典型のような、お返事が返ってきたのでした。
それでも、帰宅して、いつものように水やりをして、少しずつフォローしていくうちに、なんとか復活。
人の”存在意義”というものは、結局、そういうものなのかもしれない...と、思う。
自分ひとりがいなくても、職場はいつものように動いていくし、家族はそれぞれの生活を過ごしていくし、世の中は何も変わることなく、日々が過ぎて行く。
でも、それまではみんなの目に入っておらず、意識していなかった部分に、はっきりと目に見えるほどの変化とか影響が出て、意識した時に、ようやく、”あのひとがいないということは、こういうことなんだなぁ…。”と気づくものなのかもしれない。
昨日の朝、オーディオルーム整備計画のための組み立てラックの荷物が届く予定だったため、”過保護かも...。”なんて言いながらも、ずっと玄関内に置いていたガーデンデスクとチェアのセットを外に出していました。
荷物が到着して、とりあえず玄関内に運び込んでいただいて、30分もしないうちに天候が悪くなり、いきなり激しい雨が降り出して...。
「雨が降り出す前に、荷物が届いて良かったね。」と言いつつも、守り続けてきたガーデンデスクとチェアのセットは激しい雨にさらされてしまっている。
・・・人生って、そういうものなのかもしれない。と、思います。
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