2016年12月14日

きっかけ

昔、独身時代は白い服が好きでした。

でも、結婚して家庭に入り、特に子育ての時期は、”白い服だと汚れを気にしないといけないから、動きにくくなる...”ということで、いつのまにか服を購入する際に白や淡い色の服を避けるようになり、ふと気がつくと、私の普段の衣服は黒っぽいものや色の濃いものが多くなっていました。アセアセ

それでも夏物などはまだ、白や淡い色もあるのですが、冬物はどうしても黒や濃い色がメインになっています。


今年の9月末、「日本のルーツを行く! 又吉ロマン ~知られざる水の神秘とは!?~」というテレビ番組テレビがありました。

ちょうど10月から私もお遍路をスタートしようとしていたところだったこともあり、”又吉さんと夏木マリさんが霊場八十八ヵ所と水との深い関係を学ぶため、香川県でお遍路の旅をする”という番宣に魅かれて録画しておいた番組を観た時、夏木マリさんの白装束の服装がとても印象的でした。


そして、それ以降、”職場だけでなく、お遍路の旅にも着ていけるんだから、白い服を買っても大丈夫”と、なんとなく思えるようになりました。スマイル


誰かに制約されているよりも、むしろ、自分で自分を制限したり、規制をつけたりしていることのほうが、乗り越えるのが難しいような気がします。

でも、だからこそ、そこから解放されると、不思議な安心感がある。

”きっかけ”って、なにげないところにあって、それもまた”大切な出会い”なのかもしれないと思います。



安心感があるからこそ、憩うことができる。

”憩いの場所”や”憩いの時間”は、
大切な基本を礎にしたうえで、
自分自身を無意識に縛っている
セルフコントロールを越えた先にある。

今年、気がつけたことのひとつです。


  


Posted by Dreamer at 09:02日常の雑感