♪憩いの場所と憩いの時間♪

休日の食事。それは、平日の普通の食事とは、ちょっと何かが違う。
娘が土日にバイトを始めてしまったし、息子も週末に塾が入ることがあるので、子供たちが大きくなればなるほど、”みんなで食べる休日の食事”もあれば、別行動で食べる食事も増えてきた。

たとえば主婦にとっての旅行の楽しみは、”観光”や”日常の生活から離れての息抜き”という事に加えて、”自分で作らなくても、上げ膳据え膳でおいしいものが食べられる”ということのポイントが高い。でもその反面、旅先から帰ってきたら、いくら旅行中は楽しくてもやはり疲れは残っているうえに、帰宅した後の山のような洗濯物や自宅での片づけ作業など、いつも以上の家事が待っているという悲しい現実もあります。
ところが日帰り圏にお気に入りのお店がいろいろあると、自宅でのんびりいつもの生活を過ごしながらも、食事はそういったところにおいしいものを食べに行くことによって、ささやかな贅沢ながらも小旅行のような気分で休日を過ごすことができます。

今年の５月、「食生活についての雑感―１」でなんとなく考えていたように、ただお腹がいっぱいになればいいというだけじゃない、心を満たすための食事の楽しみ。

そのお店にいけば、その雰囲気で、スタッフの方の笑顔で、出てくるお料理の内容で、安らげるとか、癒されるとか、ドキドキわくわくする刺激があるとか、感動があったりして、満足した気分で自宅に帰れるということ。
主婦にとっては、”家族のための、私の手料理もがんばろう”と思わせてもらえる何かがあること。

私が、この”♪おそとでランチ、おそとでディナー♪”で記録していきたいのは、そんなお店の思い出の数々なのかもしれない。