♪憩いの場所と憩いの時間♪

夏の風景に似合うもの。

夜空の花火、蝉時雨、風鈴の音、蚊取り線香の匂い。




「おかあさんが、以前、おにぃちゃんと一緒に倉敷へ日帰り旅行に行った時、そこのジブリグッズのお店で買ってきた蚊取り線香ケースだね。」

「実は、あまりに大切にしすぎてるから、毎年、実際に使わずに飾ってるだけで、蚊取り線香は缶についてるものを使って焚いてるんだって。」






「ととろより、ボクの方がカッコいいと思うんだけどなぁ…。」




「おかあさんは、チビトトロが好きらしい。う～ん...確かに、ボクといい勝負するくらい、かわいいかも。。。」

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先日、職場でＭさんが、ぼそっとぼやいておられた。

「（交替休日で）平日休暇でも、今、夏休みで近所の子供達が家にいるから、賑やかで、のんびりしていられない。」

我家にも２人の子供達がいて、身に覚えのありすぎる私には胸の痛いお言葉だった。

私　「たとえば、どんな・・・？」

Ｍさん　「朝、ゆっくり寝てようと思ったら、”ぐずぐずしてないで、早く起きなさい～！”という声が響いてくるし。」

”今もなお、我家で繰り広げられている光景だ・・・。”

Ｍさん　「謎のお願いも聞こえてくるし。」

私　「・・・謎のお願いって？」

Ｍさん　「”お願いだから～！！！”と叫ぶ声が聞こえてきて、いったい、子供に何のお願いをしてるのか気になっていたら、その後がない。謎だ。」

私　「それって、状況がよくわかるような気がする。言う事を聞かない子供達相手に、いいかげんキレかけた母が、”（もう、いいかげんにして。ちょっとは言う事を聞いてちょうだい。）お願いだから～！！！”と爆発している心境が、ひしひしと伝わってくるような・・・。」

Ｍさん　「ピアニカで吹いた、同じ曲の同じメロディが繰り返し聞こえてくるし・・・。」

私　「そこで母のダメ出しが入って、原曲ＣＤがある分はオリジナル曲を聞かせようとしたら、昔の我家そのものだし、現在もピアノの先生でもあるＫさんのとこでは、お子さんのピアニカの後で、結構、彼女の厳しいチェックが入っていますが・・・。」


時代や場所が違っても、夏休みの子供がいる家庭の風景って、どこも似たようなものなのだろうなぁ…と、しみじみ思ってしまいました。



さびしさに 宿をたち出でて ながむれば いづくも同じ 秋の夕暮れ　（良暹法師）

気になって　業務の合間に　うかがえば　いづこもおなじ　夏休みかな　（どりぃまぁ...）