2015年04月28日

回想と追憶と郷愁 -2

以前、非公開で記録していたところより、8年前の瀬戸内小旅行(2007.10/27~28)記事の転載。

(2007年)10/27(土)~28(日)、家族で1泊旅行に行ってきた。

そもそもの目的は、10/27(土)に播磨科学実験都市で兵庫県が主催で開催する「ふれあいフェスティバル2007」。
子供たちが楽しめそうなイベントの数々に加えて、メイン会場の野外ステージで行われる(主人が昔好きだった)太田裕美さん、(私が昔大ファンだったガロのメンバーの1人)大野真澄さん、(元かぐや姫の)伊勢正三さんのジョイントコンサートを、すごく楽しみに出かけて行った。

朝一番に会場入りできるように、早朝に自宅を出発。
到着後すぐに申込みをして、午前中は科学実験都市内にある大型放射光施設「SPRING-8特別見学ツアー(1便:先着40名定員)」に参加した。

メイン会場に戻ってお弁当を食べた後は、私と主人は野外ステージ前の座席で宝塚音楽学校のコーラスや兵庫県各地から参加した方々の伝統芸能やダンスなどの舞台を見、子どもたちは会場内にある各種イベントのブースを2人ではしゃいでまわっていた。

そして、午後3時から4時までのジョイントコンサート。
登場した昔とまったく変わらないような3人の姿に、まず、びっくり。

1.地球はメリーゴーランド(ガロの曲)
2.さらばシベリア鉄道(太田裕美)
3.海岸通り(伊勢正三)
4.あなただけを(大野真澄)
5.君と歩いた青春(太田裕美、伊勢正三)
6.22歳の別れ(伊勢正三)
7.学生街の喫茶店(ガロ)
8.木綿のハンカチーフ(太田裕美)
9.ささやかなこの人生(伊勢正三)
10.なごり雪(アンコール)

ソロコンサートでもファンを魅了できる3人がコンビを組んで、「なごみーず」として、昔の自分たちの名曲を歌いつぐ活動を3年ほど前から行われているらしいのですが、本当にぜいたくなコンサートでした。
当然、3人のジョイントコンサートでは写真&ビデオでの撮影は禁止でしたが、本物の彼らの姿と歌声はしっかりと心に焼きついたような気がします。

コンサート終了後、宿泊先である相生の万葉岬へ。

そもそも、最初は科学公園都市内にある公共施設にキャンセル待ちをしており、2日間連続でフェスティバルを楽しむ予定だったのだけれど、10月に入っても公共施設から予約OKのお返事が来なかったためあきらめて、ネットで検索し、(娘の誕生月記念でもあって)選んだ、ホテル万葉岬
たぶん、来年は(娘)が受験生だし家族旅行は難しいだろうと、「秋のグルメ満喫プラン」で予約していた。

すると、(メールでの予約やり取りの中でお伝えしてあったため)直前になって電話にて(予約時点ですでに和室が満室で洋室2部屋を予約していたけれど)「よろしければ、和洋室で、ご家族が一緒にお泊まりいただけるお部屋に同じ料金のままで変更も可能ですが?」との連絡をいただき、”家族4人一緒の部屋ハート”ということに喜んでお願いしていたら、なんと変更していただいていた部屋はホテルに2部屋しかないというスイートルームだった…オドロキ
2面バルコニーはどちらも瀬戸内の海に面していて見晴らしはいいし、応接セットや海を眺めながらくつろげるマッサージチェアまであって、めちゃくちゃ感動ピカピカ

しかも、このホテルから御配慮いただいたのは、なんと、それだけではなかったのであった。

夕食レストランは、娘のお誕生日記念(&来月の私の誕生日分もかねて)、花つばき(神無月)の和食コース。

グルメ満喫コースの特典なのか、レストラン内の個室に通され、家族4人でのんびりとおしゃべりしながら2時間近くかけて、出てくるお料理をゆったりと楽しみました。
(食べ盛りの子供達&主人の食べるペースがあまりにも早すぎて、それぞれのお料理が出てくるのを待つ時間がやけに長かったのは…ご愛嬌。)
私と主人は、まず最初に地ビールであるというペーロンビールのジョッキビールビールで乾杯し、子どもたちには食後のコーヒー&紅茶コーヒー、大人はさらに瓶ビールも1本追加注文したのですが、最後のデザートと共に子供たちの飲み物を持ってきてくださった方から「食後のお飲物は(お嬢様のお誕生日の)お祝いにサービスとさせていただきます。」との一言が…。オドロキ

あんなに素敵なお部屋に変更してくださっただけでなく、さらに、そのうえに食後の飲物まで…。
思いがけないお言葉に恐縮しながらも、ご好意に甘えて、ありがたくお祝いしていただきました。スマイル

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部屋に備え付けのマッサージ機がすっかりお気に入りだった、(息子)君。

車をずっと運転してくれたお父さんが「ドライブ疲れだけでなく、ふだんの仕事の肩こりや疲れも癒されるようだピカピカ」と気に入って使っている合間を縫うように、彼もまた滞在中何度もマッサージチェアに座って使っていました。アセアセ

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10/28(日)、朝食後に家族4人でホテル付近の丘から続く散歩コースに出かけてみた。

「海岸まで続く」という立札に、素朴に「あんなに曲がりくねった道を車で上ってきたのに、海岸まで出ることができるの?」と、私も思ってはいた。アセアセ
しかし、海が大好きな私…「行きたい。行ってみようよ~ニコニコ 」と最初に言い出したのも、確かに、私だった。

下り始めて、すぐ、「海岸まであと650m」の標識…。この時点では、正直言って、まだその意味がよく把握できていなかった。

急な山道を勢いよく下っていく子供たちと、かなり足元を気遣いながら下りていく私…タラーッ

そんな私を、(なぜか?)...気遣って手をつないで一緒に降りて行ってくれた主人…。

次に、「海岸まであと500m」の標識に出会った時には、そろそろ膝がガクガクし始めていて、初めて気がついた…。

「もしかして、この手は、途中で私が挫折しないように…つながれてるの?
「そら、そーやん。言い出したからには、最後まで一緒に行くように!」との、主人の一言が…。

”私はここで、海を見ながら待っているから、子どもたちと行ってきて...”と言いかけた言葉を飲み込んで、がんばりました。その時点でも、すでに、必死でがんばりました。。。なき

しかし片道25分の急な下りの山道の後、海岸に出て、一休みした後は...当然、同じ道程の登り道が待っていた………ガーン

手をつないで一緒に歌いながら、ルンルン登っていく子供たちと、時折休憩しながら、後を追う親2人。。。

「昔、(娘)が小さい時に一緒に山登りした時は、”もう歩けない~”って言ってた(娘)をあなたが抱っこして、”いつかは、ひとりで山歩きしてくれる日がくるんだろうなぁ…”って、言ってたのにね。。。」

「こういう時に、改めて、子供達の成長と自分たちの年齢を感じるんだろうなぁ…」などと、しみじみと語り合っていた。




2007年10月の写真データより。

回想と追憶と郷愁 -2


回想と追憶と郷愁 -2 回想と追憶と郷愁 -2



昔、好きだった伊勢正三さんの曲「ほんの短い夏」。


”言葉にならない想い”って、”ほんの5分だけ遅らせた時計”に象徴されるんだな...というのが、印象的でした。




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