2017年07月26日

西国三十三所を巡る旅

西国三十三所を巡る旅



昨年秋から今春にかけて、四国八十八ヵ所巡りをしていた頃、なにげない会話の中で、そんな話が出ると、いろんな周囲の反応がありました。


「お遍路って...すごいね。」

「そーいう年齢に、なったってことだね~。」

「納経をいただくってことは、スタンプラリーとは違うんだから、旅行気分で行くのはどうかと思う。」


等々...。



どの反応も、”相手の方にとっては、正直なものなんだろう...”と思ったり、”そういうふうに、思われるんだな...”と私としてはなんだかしっくりこない気持ちでうかがったり、していました。

”私にとっては、日常を離れて巡礼する時間は、真摯な想いと共に自分自身とむきあう機会だと思っているんだけどな...。”とか、”私なりの、大切な発見の旅なんです。”などと答えても、たぶん、うまく伝わらないだろうし、相手にとっては、私にそこまでの説明を求めているわけではないだろうし、ただ、なにげない会話の中でそれぞれの素直な反応をしてくださった...ということなんだろうな....とか...。



先月、高野山を訪れた際に西国三十三所の納経帳を購入してから、いろいろ調べていた時に、JRが行っている「駅からはじまる西国三十三所めぐりスタンプラリー」という企画を知り、”西国三十三所には、スタンプラリーがあるんだ...。”と思っていたのですが、今回、最初に訪れた27番圓教寺の摩尼殿にその案内ポスターが貼ってあり、なんとなく、”真剣に想いを込めてお参りしていただく納経帳と、いろんなところを訪れた途中経路の旅行記念のスタンプとは、まったく別物だからこそ、ひとつの動機づけとして許容されるものなのだろう”と、興味を持ちました。

そして、25番播州清水寺で御朱印をいただいた際に、そこでJRのスタンプラリーの公式ガイドブック「西国三十三所をめぐる本」が販売されているのを見て、2冊購入。


”いろんなところを訪れて、私なりにきちんと三十三所の巡礼をして、そして、その過程である旅の道中もまた自分なりに何かを発見する大切な機会であり、時間である”


”西国三十三所をめぐる旅”も、私にとってのそんな大切な”発見の旅”になりますように...。





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