♪憩いの場所と憩いの時間♪

昨日、買い物に立ち寄ったホームセンターで売れ残っていたバラの苗が数本。きれいにラッピングされたカーネーションや豪華な寄せ植えが並ぶ園芸コーナーの一角で、なんだかさびしそうに見えた。
”母の日”を口実に、４本まとめてお買い上げ。



「別にいいけど、どこに植えるつもり？もう、ほとんど大きな植木鉢を置ける場所がないのに。」と言いつつも、”母の日”という大義名分の前に反対しきれなかった主人。置き場所は、なんとか配置を考えて作りだしましょう。

たとえば、この４本の苗たちは置き場所を考える楽しみを与えてくれる。育てる楽しみを与えてくれる。育って花をつけてくれたら、鑑賞する楽しみ、花束にしてプレゼントする楽しみ、等その後も続く楽しみをいっぱい与えてくれる。たとえきれいなラッピングはなくても、そんな＋αがたくさんある。

主人の母へは、ＧＷ（こどもの日）鉄板パーティにご招待した際に、私が育てたバラ＆ハーブの苗と鉄板パーティでみんなでワイワイ過ごす楽しい時間をプレゼントさせていただいた。
実家の母へは、ＧＷ初日、実家に立ち寄った際に、やはり私が育てたバラやハーブの苗と（自営の店のため、我家へ遊びに来るどころか仕事と家事にいつも追われている母のために）手作りの総菜やお鍋にいっぱいの野菜たっぷりミネストローネスープを届けておいた。もちろん、めったに会えない孫と一緒に店で過ごす時間も大切なプレゼントのつもり。
無理をして高価なプレゼントを贈れないことは、どちらもよくわかってくれている。だからこそ、どういう形で気持ちを込めて、どういうモノや時間をプレゼント出来るのか、考えたいと思っている。

私が主人や子供たちから贈られたいのも同じ気持ちで、どういう形で気持ちを込めて、どういうモノや時間を喜ぶのか、こちらが何も言わなくても考えてさりげなく配慮してくれる時、それがどんな高価な物を贈られるより、ずっとうれしいプレゼントだと思う。