2011年01月03日

基本を見直す

お正月最終日。今日も自宅で休養する予定で、今年のお正月はのんびりゆっくりを心がけています。

年末に作ったおせちの在庫がまだあったり、両実家からもいろいろ食材をいただいてきたりで、食事作りの心配がない分、すごく気持ちの上でゆったりできるため、年末に衝動買いしたJoy sound wii DXであれこれなつかしい歌を歌ってみてカラオケ、考えていたことの覚書。

 


もともと、”カラオケ音符は、楽しく歌えればそれでいい”という感じだったのに、今回、Joy sound wii DXでは全国採点機能があって、なんとなく、点数とか全国順位を意識して使ってみると、高得点高順位を取れる歌というのは、(マイナーでほとんど歌う人がいない歌でない場合)オリジナルの歌を私が好きで、歌詞を見なくても歌うことが出来、メロディも身体に染みついているものだということに気づかされます。

以前、カラオケ仲間の友人たちとカラオケに行っていた時に、介護関係の仕事をしていた友人が「施設のイベントでカラオケ大会をすると、ふだんはいろんなことがわからなくなっていて会話もおぼつかない年配の方でも、なつかしい歌が流れると、歌詞を見なくても歌いだして、一緒に歌ってあげるとすごくうれしそうに歌いきることが出来たりするから、なつメロの曲を覚えておかないと。」と言って練習していたことがありました。

確かに、”身体で覚えた歌というのは、条件反射のように記憶の中から蘇ってくる”という感覚は、私にもあります。

でも、反対に、今回、採点や全国順位を意識して歌ってみると、そういう得意なつもりの歌でも点数や順位が伸び悩む”大きな壁”の存在に気付きました。

自分で気がつかないうちに、その歌に自分自身の歌い方のクセが入ったまま覚えてしまっていたり、また、同じ歌でも歌い手が違えばオリジナル自体のクセが違うので、どの歌手のクセで自分が覚え込んでしまっているのかによって、”正しいメロディライン”が違ってきたりするということがあります。

同じコードの中で、主旋律ではなくハーモニーの方で覚え込んでいたり、たとえば、「さらばシベリア鉄道」という同じ歌でも大滝詠一バージョンと太田裕美バージョンでは歌い方やメロディが違う部分があって、基本は太田裕美バージョンのKeyで覚えているつもりなのにその部分だけが大滝詠一バージョンの歌い方になっていると、結果として正解の旋律からズレてしまいます。アセアセ

こういうのって、意識して、頭で考えてしまうと、よけいに旋律からずれたり、詰まったりしてしまいます。ガーン

今シーズン、基本から見直して修正に入って、なかなかジャンプが決まらなかった浅田真央選手の気持ちが、少し、わかったような気がしました。

「とにかく、練習して、身体で修正して覚えるしかない。」


そのうえに、昔と比べて肺活量が減っているのか、息が長く続かなかったり、音域がすごく狭くなっていて、高音や低音を無理に出すと聞き苦しかったり、”ただカラオケを歌って楽しむ”だけでなく、ちょっと意識を変えてみると、克服しないといけない課題が山のようにあります。


もう一度、好きな歌はオリジナルに戻ってしっかり聞き込んだり、基本の発声練習をしたり、Joy sound wii DXを購入したことをきっかけに、「ただ楽しいだけのカラオケ」から、基本を見直して、「きちんと歌にむかいあうカラオケ音符」にする1年になりそうです。赤面



  


Posted by Dreamer at 12:55Wii 通信