2011年11月09日
秋の奈良 正倉院展 -2 (11/5)
第63回 正倉院展 (奈良国立博物館)
先日訪れた正倉院展の展示会場内はもちろん写真撮影不可だったのですが、正倉院展の見学を終えた後、奈良国立博物館の中庭の八窓庵を臨む一角で開催されていたお茶席で休憩した時の風景から。
当日は小雨の天候にもかかわらず、奈良国立博物館の正倉院展に入館するまでには長い行列がありました。
会場内においても、
金銀鈿荘唐大刀を最前列でじっくり観ようと思えば
かなり長い列を並んで待たないといけなかったのですが、
「今日は、これでもまだ混雑がましだと思う。」
と言っておられる方がいました。
本物を見たかった宝物のひとつ、蘭奢待を観ていると、すぐ隣の方が「織田信長が切り取った部分より、足利義政が切り取った部分の方が大きいやん。どうみても、信長の部分の方が細い。」と言っておられ、じっと見つめると確かに...。
数々の大河ドラマや歴史小説等で抱いている織田信長のイメージとはちょっと違う、その蘭奢待の切り取り方の謙虚さ(ただ、そもそも時の権力者だからと言って、国宝とも言える正倉院の宝物を勝手に切り取るのは”謙虚”とはいえないとは思いますが...)に、思わず苦笑してしまいました。
ひさしぶりに訪れた奈良ですので、他にも立ち寄りたいところはたくさんありましたが、時間と帰路の道のり(と私の体力...)を考えてあきらめました。
また、いつか、朝からゆっくりと訪れたいと思います。
<過去ログ>
・秋の奈良 正倉院展-1 (11/5)
<奈良国立博物館の所在地>
◇奈良市登大路町50番地 ℡:050-5542-8600
先日訪れた正倉院展の展示会場内はもちろん写真撮影不可だったのですが、正倉院展の見学を終えた後、奈良国立博物館の中庭の八窓庵を臨む一角で開催されていたお茶席で休憩した時の風景から。
当日は小雨の天候にもかかわらず、奈良国立博物館の正倉院展に入館するまでには長い行列がありました。
(読売新聞 2011年10月特別号より→)
会場内においても、
金銀鈿荘唐大刀を最前列でじっくり観ようと思えば
かなり長い列を並んで待たないといけなかったのですが、
「今日は、これでもまだ混雑がましだと思う。」
と言っておられる方がいました。
本物を見たかった宝物のひとつ、蘭奢待を観ていると、すぐ隣の方が「織田信長が切り取った部分より、足利義政が切り取った部分の方が大きいやん。どうみても、信長の部分の方が細い。」と言っておられ、じっと見つめると確かに...。
(読売新聞 2011年10月特別号より)
数々の大河ドラマや歴史小説等で抱いている織田信長のイメージとはちょっと違う、その蘭奢待の切り取り方の謙虚さ(ただ、そもそも時の権力者だからと言って、国宝とも言える正倉院の宝物を勝手に切り取るのは”謙虚”とはいえないとは思いますが...)に、思わず苦笑してしまいました。
ひさしぶりに訪れた奈良ですので、他にも立ち寄りたいところはたくさんありましたが、時間と帰路の道のり(と私の体力...)を考えてあきらめました。
また、いつか、朝からゆっくりと訪れたいと思います。
<過去ログ>
・秋の奈良 正倉院展-1 (11/5)
<奈良国立博物館の所在地>
◇奈良市登大路町50番地 ℡:050-5542-8600