2012年09月02日

9月最初の週末の雑感

9月に入って、早朝はかなり過ごしやすくなりましたが、日中はあいかわらず暑い晴れです。

私の職場の席からは開放的な窓の外の風景が見えるので、午後勤務の時にはだんだん夕闇がせまってきて、いつのまにか暗くなっていく様子を仕事の合間にも感じることができるのですが、そんな風景の変遷の時間が少しずつ早くなってきています。
やはり、だんだん、秋が近づいてきています。

昨日、月末に処理する書類を整理する際に、「暑い暑いと言っているうちに、お盆が過ぎて、もう9月ですね。」とつぶやいていたら、上司が「そんなふうに言っているうちに、気がつくと寒くなったと言いだして、年末になっているんだろうなぁ...。」と返してくださり、「気がつくと、次はお正月ですか。。。」と笑ってしまったのだけれど、今年もすでに2/3が過ぎて後4ヵ月ということは、まんざら笑い話ではないような気がします。

日々の雑事に追われて過ごしていると、ただ目の前の事を処理し続けて、昨日となんら変わらない今日を過ごし、その続きに明日があるような錯覚にとらわれがちなのですが、いろいろな事にその都度対処している中で、少しずつ変わっていっている諸々のことがあり、それにあわせて少しずつ変化している自分自身がいます。

でも、本人にとってはそんな自分自身の変化ってわかりにくいものなのは、毎日身近で見ている自分の子供の成長はあまりよくわからないけれど、よそのお子さんにひさしぶりにお会いして「大きくなったね。ずいぶん変わったね。」と思うのに、似ているのかもしれません。

それでも、たとえば幼い頃の我家の子供たちの写真やビデオ映像を観て、現在の子供たちを見てみれば、その成長ぶりと変化がしみじみわかるように、5年前の職場の書類に残る自分の筆跡のメモ書きを見ると、その間の自分自身の変化が垣間見えるような気がします。

そして、その”変化”が”成長”であるのかどうか...ということは、年齢を重ねるにつれ、日々の日常の中で常に前向きであることを意識していないと、だんだん難しくなっていくように思えます。

昨日より明日のほうが少しでも成長している自分自身でいられるように、今、現在を大切に過ごすこと。

なんとなく、そんなことを考えていた9月初日の土曜日でした。

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Posted by Dreamer at 06:33日常の雑感