2013年07月11日

夏にむけての雑感 2013




夏の高校野球 地方大会がスタートしています。

私の同僚のお子さんも甲子園を目指してがんばっておられるため、彼女が心おきなく息子さんの応援ができるよう、予選の日程にあわせて随時勤務スケジュールを変更できる体制をとっておくことが、私にできる恩返しで、彼女と息子さんへの私からの応援だと思っています。


この春、息子の大学受験と娘の就職による引っ越しが重なっていて、息子の結果次第では彼の下宿探しもしないといけないという状況だった頃、”必要な時には、勤務日を交替するから早めに連絡して”とフォローしていただいたことが、あの当時の私にとって、とてもありがたかったのでした。

この夏は、あの当時の彼女への感謝の気持ちを込めた、恩返しシーズンです。



目標にむかって子供ががんばっている時に、親は努力すること自体を代わってあげることはできないけれど、親にしかできないフォローや応援をすることはできる。

そして、子供の目標や親のフォローや応援の方法は、みんなそれぞれ違うけれど、”自分の目標にむかって、ひたむきにがんばる子供の気持ち”と、”そんな子供を見守りながら、応援しフォローする親の気持ち”の基本にある想いが同じであれば、共感することができる。

同じ親として共感することができる関係の中で、同じ気持ちで応援できることがあるということは、心からうれしいと思います。


 




先日、2008年に公開されていたガリレオシリーズの映画版「容疑者Xの献身」がテレビ放映テレビされていました。



「山の頂上という”真実”に至る道はいろいろあるけれど、自分にとって美しいと思う道(解法)を探し求めている。」というようなセリフが出てきていました。

確かに、”選択の問題”ですね...。

同じ頂上に至る道のり(過程)がいろいろあったとしても、私もまた、私にとって自然体で気持ちのいい道を歩んでいきたいと思います。



選んだ道のりが違うからといって、
けっして否定する必要はなく、
それぞれが、それぞれの道のりを一歩一歩
歩んでいく過程が大切なのだと思う。

”いつか、頂上で出会えたらいいね。”
と、心からのエールを送りあいながら、
自分らしい道のりを進んでいく中で、
きちんと気持ちがつながっている...。



たとえ、親子であっても、家族であっても、同僚や友人であっても、すべての人間関係にはそういうことが基本にあって、そのうえで、偶然同じ道を選択し、チームを組んだ時に、共感しあえる関係を築けたならば、頂にむかう過程はそのぶんだけスムーズに進んでいくことができるのだろうと、思います。


けっして、道に迷ったり、寄り道をしたり、重荷を背負ったりということが悪いわけではなく、そういったものから学ぶものがあったり、結果としてその経験が役に立ったりすることがあったりもするのですが...。


”自分の真実の目標にたどりついて、得る事の出来る達成感”を知ってこそ、ようやく見えてくる”次の目標”があるのかもしれないと、思うような年齢になってしまった...ということなのだろうと、思います。



  
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Posted by Dreamer at 07:24My Garden