2015年07月31日

7月下旬の風景 2015


連日、暑い日が続いています。

朝、夕の水やりをするくらいしか
ガーデニングができませんが、
夕方、花壇や植木鉢に水やりする時、
打ち水効果で、風がすっと流れるので
なんだか、ほっとします。




「”無理をしないで、出来るだけ自然体を心がける”ということは、手を抜くこととか、さぼることとか、頑張らないということではなくて、”自分に出来る範囲で、自然体を心がけて、がんばっていくこと”なんだよ...。」って、きちんと「言葉」で表現しても、「自分に出来る範囲」とか「自然体でがんばる」とかいう言葉の解釈や理解は、受け取る人によって、それぞれ違うから。

”そもそも、自分以外の人と完全に認識を共有できると思いこむ方が、危険なんだろうな...”という発想を前提として物事を見るようになったのは、いい意味でも、悪い意味でも、人間関係には”好い加減”というバランスが必要なんだと理解できる年齢になったからなのだと、思います。

その”好い加減”というバランスは、さながら、蒸し暑かった日の夕方に打ち水をして流れる自然風のさりげない清涼感に似ていて...。

クーラーの涼しさにはとても及ばないけれど、蒸し暑い空気をただ動かしているだけのような室内の扇風機やうちわの風とも、また、違う。





”暑すぎて、食欲がない。”からといって、やはり、きちんと食事をして栄養をつけないと夏バテするだけなので、鉢に実ったトマトを見て、「おいしそうだな。冷やしたトマト、食べたいな。」と思えることや、たとえ仕事がお休みの日でも、決まった時間に水やりをすることで、1日のスケジュールにメリハリをつけられること。

私にとっての真夏のガーデニングの意味合いは、そんな感じなのだろう...と思うのですが、そういう”好い加減”なガーデニングとのなにげなくてさりげないつき合い方こそが、実は、とっても大切で、日々の支えになっているのだろうとも、思うのです。

  


Posted by Dreamer at 09:43My Garden