2011年05月29日
播磨中央公園 ばらまつり 2011-1 (5/27)
先日金曜日に訪れた、播磨中央公園のばらまつり。
入り口の前に、”今年4月からの入場料無料に伴い管理運営の観点からリニューアルを行うことになったので、今までのような春のばらまつりは今回をもって最後とさせていただきます。”というご案内の看板がありました。
この案内は前回訪れた時に見て、気になっていたので、この日園内でバラの手入れをされていたスタッフの方に少しお話をうかがってみました。
どうやら、”入場料が無料になるのに伴い人件費が削減になるので手入れをする人が減り、現在園内で育てているバラすべてを管理しきれなくなる。そのため、バラの本数をかなり減らす形でリニューアルされる予定。”のようです。
たしかに、我家の狭いガーデンで数本のバラを育てるのにもいろいろ手間暇がかかるのに、これだけの広大な敷地のたくさんの品種のバラたちをきれいに咲かせるためには、どれだけたくさんの方々が心のこもった手入れをされているのか、わかるような気がします。そして、バラ園を維持していくための肥料代や水道費などの諸経費に加え、その方々に仕事をしていただくためには人件費が必要なのに、バラ園への入場が無料となればそのための原資が足りず、これだけの見事なバラ達を守っていくことはできません。
訪れる側の視点では”入場料が無料になると、気軽に行けるようになる。”という表面上の見方ができますが、その代わり、”園内をリニューアルし、今までのゴージャスさとは若干変わるという変化がある”ということをきちんと理解しないといけないという事になります。”今までどおりの内容で、入場料が無料になる。”という訳にはいきません。
この日、園内を散策して、見事なバラたちの写真を撮影しながら、なんとなくいろんな事を考えてしまって、他のさまざまな事につながっていった頭の中の混沌とした思いをまとめてみたのが、昨日、綴っていた雑感だったのだと、思います。
たった1週間ほどの間に開花が始まり、園内に美しい花の姿と香りが広がる風景は息をのむほどで、その光景もまた日々変化し、花びらが散っていく。
そんなつかの間の美しい光景のために、どれだけの手間と経費をかけていけるのか。
”必要最小限”と”贅沢”とは、どこで線引きが出来るのか。
私のように年に一度のバラが咲き誇るこの時期にきれいなバラを見ることが大好きな人間もいれば、バラや花には全く興味のない人もいます。
みんなそれぞれ、好きなものや大切なものの価値観が違う。
同じ”バラ好き”といっても、自分の中での大切な比重もまた、人それぞれ。
とにかく、今年のばらまつりの見事さを、きちんと写真に残して、いろんな風景の数々を心のアルバムに焼きつけておきたいな…と思いながら、園内をひとり散策していたのでありました。
**************************************
播磨中央公園で重要な役割を果たしてくれた珍味、たこ合戦。
主人は”花よりだんご”の典型の人なので、播磨中央公園に私を連れてきさえすれば、そこで、任務は終了。
”着いた”→”見た”→”さぁ、ランチに行こう。”と短時間で言いだすことは、想定内の言動です。
駐車場からバラ園にむかう前に、「バラ園に着いて、そこで記念撮影したら、これはあなたに渡すから。」とたこ合戦の袋を私のリュックに入れておきました。
バラ園に到着すると、即、主人はいそいそとたこ合戦の記念撮影に協力した後、ニコニコとそれを手に園内のベンチへむかい座って、持参していた本を読みながらつまみ始めています。
これで、主人が機嫌よく珍味をつまみながら読書をしている間、私はのんびりと園内を散策し、ゆっくりバラの写真を撮影して、思う存分バラのある風景を堪能できるという訳です。
やはり予測通り、私のデジカメの電池が無くなってしまっても、主人の携帯カメラを借りてさらに撮影し、”天候が変わりそうなので、そろそろ次にむかわないといけないなぁ…。”と私が思うようになるまで、この日はばらまつりをじっくり楽しむ事ができました。
入り口の前に、”今年4月からの入場料無料に伴い管理運営の観点からリニューアルを行うことになったので、今までのような春のばらまつりは今回をもって最後とさせていただきます。”というご案内の看板がありました。
この案内は前回訪れた時に見て、気になっていたので、この日園内でバラの手入れをされていたスタッフの方に少しお話をうかがってみました。
どうやら、”入場料が無料になるのに伴い人件費が削減になるので手入れをする人が減り、現在園内で育てているバラすべてを管理しきれなくなる。そのため、バラの本数をかなり減らす形でリニューアルされる予定。”のようです。
たしかに、我家の狭いガーデンで数本のバラを育てるのにもいろいろ手間暇がかかるのに、これだけの広大な敷地のたくさんの品種のバラたちをきれいに咲かせるためには、どれだけたくさんの方々が心のこもった手入れをされているのか、わかるような気がします。そして、バラ園を維持していくための肥料代や水道費などの諸経費に加え、その方々に仕事をしていただくためには人件費が必要なのに、バラ園への入場が無料となればそのための原資が足りず、これだけの見事なバラ達を守っていくことはできません。
訪れる側の視点では”入場料が無料になると、気軽に行けるようになる。”という表面上の見方ができますが、その代わり、”園内をリニューアルし、今までのゴージャスさとは若干変わるという変化がある”ということをきちんと理解しないといけないという事になります。”今までどおりの内容で、入場料が無料になる。”という訳にはいきません。
この日、園内を散策して、見事なバラたちの写真を撮影しながら、なんとなくいろんな事を考えてしまって、他のさまざまな事につながっていった頭の中の混沌とした思いをまとめてみたのが、昨日、綴っていた雑感だったのだと、思います。
たった1週間ほどの間に開花が始まり、園内に美しい花の姿と香りが広がる風景は息をのむほどで、その光景もまた日々変化し、花びらが散っていく。
そんなつかの間の美しい光景のために、どれだけの手間と経費をかけていけるのか。
”必要最小限”と”贅沢”とは、どこで線引きが出来るのか。
私のように年に一度のバラが咲き誇るこの時期にきれいなバラを見ることが大好きな人間もいれば、バラや花には全く興味のない人もいます。
みんなそれぞれ、好きなものや大切なものの価値観が違う。
同じ”バラ好き”といっても、自分の中での大切な比重もまた、人それぞれ。
とにかく、今年のばらまつりの見事さを、きちんと写真に残して、いろんな風景の数々を心のアルバムに焼きつけておきたいな…と思いながら、園内をひとり散策していたのでありました。
**************************************
播磨中央公園で重要な役割を果たしてくれた珍味、たこ合戦。
主人は”花よりだんご”の典型の人なので、播磨中央公園に私を連れてきさえすれば、そこで、任務は終了。
”着いた”→”見た”→”さぁ、ランチに行こう。”と短時間で言いだすことは、想定内の言動です。
駐車場からバラ園にむかう前に、「バラ園に着いて、そこで記念撮影したら、これはあなたに渡すから。」とたこ合戦の袋を私のリュックに入れておきました。
バラ園に到着すると、即、主人はいそいそとたこ合戦の記念撮影に協力した後、ニコニコとそれを手に園内のベンチへむかい座って、持参していた本を読みながらつまみ始めています。
これで、主人が機嫌よく珍味をつまみながら読書をしている間、私はのんびりと園内を散策し、ゆっくりバラの写真を撮影して、思う存分バラのある風景を堪能できるという訳です。
やはり予測通り、私のデジカメの電池が無くなってしまっても、主人の携帯カメラを借りてさらに撮影し、”天候が変わりそうなので、そろそろ次にむかわないといけないなぁ…。”と私が思うようになるまで、この日はばらまつりをじっくり楽しむ事ができました。
Posted by Dreamer at 13:20
│お出かけ (東播磨)
この記事へのコメント
今朝は訪問ありがとうございます。
あいにくのお天気ですが、私どもは昨日
播中のバラ園へ楽しく散策してまいりました。
来年がどれだけの規模にまで縮小されてしまうかと
気になるところですが・・・
あいにくのお天気ですが、私どもは昨日
播中のバラ園へ楽しく散策してまいりました。
来年がどれだけの規模にまで縮小されてしまうかと
気になるところですが・・・
Posted by ザキ兄(にい) at 2011年05月29日 16:04
ザキ兄さん、こんにちは。
台風の休日、私はのんびり読書でも...と思いつつ、
PCのデータ整理をしたり、家事をごそごそしていたら、
あっというまに夕方になってしまいました…(^_^;)。
今のご時勢ですから、仕方がないと言えば仕方がないのかもしれない。
でも、あんなにていねいに手入れされた見事なバラが咲き誇るばらまつりを
昨年に引き続き、今年も園内を散策して楽しませていただいていると、
リニューアルされてしまうのが、やはり、さびしい思いがありました。
いろいろ、難しいですよね…。
台風の休日、私はのんびり読書でも...と思いつつ、
PCのデータ整理をしたり、家事をごそごそしていたら、
あっというまに夕方になってしまいました…(^_^;)。
今のご時勢ですから、仕方がないと言えば仕方がないのかもしれない。
でも、あんなにていねいに手入れされた見事なバラが咲き誇るばらまつりを
昨年に引き続き、今年も園内を散策して楽しませていただいていると、
リニューアルされてしまうのが、やはり、さびしい思いがありました。
いろいろ、難しいですよね…。
Posted by Dreamer at 2011年05月29日 17:59
そうですね・・・。
子供の様に感じたことや思ったことを
現実にしていける大人になりたいです。
子供の様な考えかもしれませんが、忘れたくない気持ちです。
自分にしかできないことを日々考え実践。
明日からまたきびしい現実社会ですが、
私は頑張ってますよ!まだまだひよっこですけど。
子供の様に感じたことや思ったことを
現実にしていける大人になりたいです。
子供の様な考えかもしれませんが、忘れたくない気持ちです。
自分にしかできないことを日々考え実践。
明日からまたきびしい現実社会ですが、
私は頑張ってますよ!まだまだひよっこですけど。
Posted by ザキ兄(にい) at 2011年05月29日 23:21
ザキ兄さん、おはようございます。
子供の時って、無限の可能性を信じている部分があるけれど、
おとなになっていくうちに、自分の限界とか現実の難しさに頭を打って、
だんだん、あきらめることを覚えていくのかもしれません。
たぶん、私がいつまでもDreamerでありたいと思っているのも、
ザキ兄さんがおっしゃるように、子供の頃の気持ちを忘れたくないから
なのだろうと、思っています。
力強い、励まされるようなコメントをありがとうございます。
私も、のんびりゆっくり、自分のペースでがんばっていきます。(*^_^*)
私も、まだまだ、ひよっこですから…(^^ゞ。
子供の時って、無限の可能性を信じている部分があるけれど、
おとなになっていくうちに、自分の限界とか現実の難しさに頭を打って、
だんだん、あきらめることを覚えていくのかもしれません。
たぶん、私がいつまでもDreamerでありたいと思っているのも、
ザキ兄さんがおっしゃるように、子供の頃の気持ちを忘れたくないから
なのだろうと、思っています。
力強い、励まされるようなコメントをありがとうございます。
私も、のんびりゆっくり、自分のペースでがんばっていきます。(*^_^*)
私も、まだまだ、ひよっこですから…(^^ゞ。
Posted by Dreamer at 2011年05月30日 05:51