2011年07月09日
町屋カフェ しょうあん (7/8:姫路)
一昨日は雨で気温もそんなに高くなく、翌日の昨日もどちらかというと雨が降ることを心配しながら、姫路まで電車でお出かけしようと思っていましたら、なんと晴天。
それでも、くじけずに予定通り出かけていったのは、せっかくひとりで姫路まで出かけていくのでしたら、立ち寄ってみたいところがあったのでした。
姫路城の南西方向、好古園の近くにある町屋カフェしょうあん。
たぶん主人と一緒なら、”クーラーがなくて、自然の風を楽しむ町屋カフェ”だという情報だけで、候補からはずれてしまうであろうお店ですが、別行動のお出かけの日は純粋に私の希望通りに散策ができます。
姫路駅改札右むかいにある観光案内所で姫路観光マップをいただき、”駅前の百貨店で所用をすませるだけでなく、今日はどんなところをまわろうかな…。”と、散策ルートを検討するために立ち寄ったのでした。
開店間もないお店に入って、玄関のところで靴を脱ぎ、「良かったら、お2階へどうぞ。」と勧められて、箪笥階段を上がって2階へ。
セピア色した写真の色合いが似合うような光景が、そこにありました。
お店のスタッフの方に許可をいただけたので、まだ他のお客様が来られる前の2階の風景をじっくり楽しみながら拝見し、撮影させていただきました。
古い日本家屋独特の匂いと、あちこちにさりげなく飾られている書物の数々、そこをやさしく通り過ぎる自然の風と静かに聞こえる扇風機の音と風鈴の音。そこには、なつかしく、どこか切ないような空気がありました。
まだ私が幼かった頃、訪れた田舎の親戚の家や実家の中に、さりげなくあたりまえのようにあったはずなのに、いつのまにか気がつくと、遠い思い出の中にしか見つからなくなってしまったなにげない風景のようなもの。
モーニングのセットをいただきながら、姫路散策のルートを考えるというよりも、むしろ、そんななつかしく切ないような思い出の数々につつまれながらぼんやりとゆったりした時間を過ごさせていただいた、そんな贅沢なひとときだったような気がします。
しばらくすると、2階席にもどんどんランチのお客様があがってこられ、少しずつ賑やかな雰囲気になってきました。
次回は、また、ゆっくりランチをいただきに立ち寄りたいと思いながら席を立ち、姫路散策のスタートにむかったのでした。
<お店の所在地>
◇姫路市材木町9 ℡:079-297-0828
なお、お店でいただいた「しょうあんのわー文月号ー」によると、8月は1ヶ月間充電期間としてお店は夏休みとなり、9月より、また元気いっぱい再開されるとのことです。
********************************
初めて訪れたはずの姫路の町屋の風景なのに、むしょうになつかしく切ない気持になってしまうのは、もしかしたら、単に過去の私の記憶の中にある光景の断片とオーバーラップしているだけではなく、私の生まれる前の遠い先祖の誰かが同じこの場所にいて、やはり同じように何か物思いにふけっていたことがあったのかもしれない...。
それでも、くじけずに予定通り出かけていったのは、せっかくひとりで姫路まで出かけていくのでしたら、立ち寄ってみたいところがあったのでした。
姫路城の南西方向、好古園の近くにある町屋カフェしょうあん。
たぶん主人と一緒なら、”クーラーがなくて、自然の風を楽しむ町屋カフェ”だという情報だけで、候補からはずれてしまうであろうお店ですが、別行動のお出かけの日は純粋に私の希望通りに散策ができます。
姫路駅改札右むかいにある観光案内所で姫路観光マップをいただき、”駅前の百貨店で所用をすませるだけでなく、今日はどんなところをまわろうかな…。”と、散策ルートを検討するために立ち寄ったのでした。
開店間もないお店に入って、玄関のところで靴を脱ぎ、「良かったら、お2階へどうぞ。」と勧められて、箪笥階段を上がって2階へ。
セピア色した写真の色合いが似合うような光景が、そこにありました。
お店のスタッフの方に許可をいただけたので、まだ他のお客様が来られる前の2階の風景をじっくり楽しみながら拝見し、撮影させていただきました。
古い日本家屋独特の匂いと、あちこちにさりげなく飾られている書物の数々、そこをやさしく通り過ぎる自然の風と静かに聞こえる扇風機の音と風鈴の音。そこには、なつかしく、どこか切ないような空気がありました。
まだ私が幼かった頃、訪れた田舎の親戚の家や実家の中に、さりげなくあたりまえのようにあったはずなのに、いつのまにか気がつくと、遠い思い出の中にしか見つからなくなってしまったなにげない風景のようなもの。
モーニングのセットをいただきながら、姫路散策のルートを考えるというよりも、むしろ、そんななつかしく切ないような思い出の数々につつまれながらぼんやりとゆったりした時間を過ごさせていただいた、そんな贅沢なひとときだったような気がします。
しばらくすると、2階席にもどんどんランチのお客様があがってこられ、少しずつ賑やかな雰囲気になってきました。
次回は、また、ゆっくりランチをいただきに立ち寄りたいと思いながら席を立ち、姫路散策のスタートにむかったのでした。
<お店の所在地>
◇姫路市材木町9 ℡:079-297-0828
なお、お店でいただいた「しょうあんのわー文月号ー」によると、8月は1ヶ月間充電期間としてお店は夏休みとなり、9月より、また元気いっぱい再開されるとのことです。
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初めて訪れたはずの姫路の町屋の風景なのに、むしょうになつかしく切ない気持になってしまうのは、もしかしたら、単に過去の私の記憶の中にある光景の断片とオーバーラップしているだけではなく、私の生まれる前の遠い先祖の誰かが同じこの場所にいて、やはり同じように何か物思いにふけっていたことがあったのかもしれない...。
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正直言って、体調に不安を抱えているので、暑い夏の日差しの中を歩き回ってダウンしてしまうと困ります。
そこで、昨日、姫路城周辺巡りにとても助けてもらえたのが、このループバス。
姫路駅を起点に姫路城のまわりを定期的に巡回しており、1回100円で気軽に乗車できるうえ、なんとなく観光客気分になれて、うれしかったです。
正直言って、体調に不安を抱えているので、暑い夏の日差しの中を歩き回ってダウンしてしまうと困ります。
そこで、昨日、姫路城周辺巡りにとても助けてもらえたのが、このループバス。
姫路駅を起点に姫路城のまわりを定期的に巡回しており、1回100円で気軽に乗車できるうえ、なんとなく観光客気分になれて、うれしかったです。
Posted by Dreamer at 19:09
│グルメ (姫路)