2011年09月24日

秋の彼岸の頃に、ようやく...

お盆明けにかかりつけ医に行ったまま救急病院へ移動となり、そのまま入院し続けていた実家の父が、秋の彼岸を前にようやく自宅に戻った。(よく話を聞くと、退院許可が出たというよりは、「早く出して欲しい。」と本人がゴネて半ば強引に出てきたというほうがいいような....。ガーン

身内の病気とか、台風などの自然災害とか、そういった非日常な事態がいきなりやってくると、生活のペースが大きく乱れて、その時はなんとかかんとか無我夢中で対応していても、後でどっとまとめて疲労感がやってくる。

秋分の日の昨日、主人と共に大阪へ行ってクルマ、退院した翌日からさっそく店に座っていた父の様子を見に行った。
入院中も主治医に無理を言って、外出許可をもらっては店に行っていた父だったので、退院後の生活についていろいろ相談させていただいていた地域連携室のソーシャルワーカーの方は「どうやら、○○さんにとってはお店に行くこと自体が、他の方々がディ・サービスに行ってリハビリをしたり、癒されたりするようなもののようですね。」と笑って言っておられたように、今もまだ完全復活ではなさそうだけれど病室のベッドにいる時より生き生きして元気そうだった。

それでも、「午前中だけ店を開けたら、午後は家に帰って休養する。」と言うようになったのは、やはり、この1ヶ月の入院生活が身にしみたのだろうと、思う。

先日、父がいない生活のあれこれで疲れが出ていたのだと思うけれど、理不尽なことを言う母に対して、私も我慢の限界がきて爆発してしまった後なので、実家へは玄関前でタッパに詰めた手作りの総菜を届けただけで立ち寄らなかった。

それぞれの家庭には、それぞれの事情がある。たとえ親子でも、相手への配慮や思いやりを見失い、いろいろな物事を冷静に見て落ち着いて話が出来ない状況になると、持ちこたえることができないほどのストレスになるのは、義理の関係でも実子の立場でも同じ。お互いに冷静な判断力が戻るまで、必要な距離と時間をおくしかない。

かなり早いけど私のお誕生日ランチレストランとして、「いただきものの食事券があるので、住吉大社近くにある評判のいいフレンチの店に予約を入れておくように。お父さんの病院にお見舞いに行って、ついでに食事に行ったらいいやん。」との主人の配慮で予約しておいたランチは、結局、夏以降さまざまなことがあった私への、父の退院に伴う慰労会のようなものになった。

父の入院先に電車で行く時には、なんばで乗り換えをするのでそこで義母のお気に入りのあをきのひものを購入してお届けできていたのだけれど、どうやら堺の高島屋でも取り扱っているようなので、食事に行く前に訪れてみた。


秋の彼岸の頃に、ようやく...
秋の彼岸の頃に、ようやく...

高島屋堺店の食料品売り場は、

デパ地下ではなくて2階と1階にある。




さすがに、まだ、買い物を楽しめる心の余裕が戻ってはいないけれど、それでも肩の力が少し抜けていたような気がする。

昨日の、大和川の風景。

秋の彼岸の頃に、ようやく...




タグ :堺 大和川

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Posted by Dreamer at 06:54 │日常の雑感