♪憩いの場所と憩いの時間♪

この日の朝、第３８回加古川市農林漁業祭のネット情報を見ていたところ、地産地消　協賛飲食店の中に掲載されていた”いちじくパイセット”を紹介されているビレッジボックスというお店が気になってネット検索し、問い合わせをしたところ、”いちじくのパイやタルトはお持ち帰りも出来る”との事でしたので、所用ついでに出かけて行きました。

　




昔、白馬でスキーを指導しておられたというマスターのお人柄が感じられるような、山小屋風の店内も、いろんな種類の手作りパイやタルトも、とてもいい雰囲気でした。

　


いちじくタルトの焼き上がりまで、少し時間がかかるとのことでしたので、モーニング（8：00～11：00まで）をいただきながら店内でのんびり待っていました。


　


カウンター席の前にあったショーケースのタルトの数々が、どれもおいしそうだったので、いちじくのパイとタルト以外にも、ぶどうのタルトと、りんごとバナナのタルトも、お持ち帰りでお土産として購入。



　　


主人も、昔スキーが好きで、子供たちが歩けるようになった頃から、冬には雪遊びだけでなく、抱きかかえたり、一緒にゆっくり滑ったりしながらスキーに慣れさせるため、家族でスキー場へよく出かけていました。
（ちなみに、スポーツが苦手な私は”かたつむりのように、ゆっくりボーゲンで滑る人”のまま、全く上達することなく、スキー場の雪景色を眺めながら、のんびり休憩するのが好きでした。）

子供たちの塾や受験などで、ずいぶん長い間スキー場には行けていませんが、主人が一緒にこのお店に来て、おいしいコーヒーをいただきながらマスターのお話をうかがったら、また、スキー熱が復活するかも...と思いました。

今度は２人でゆっくり訪れたいな...と、思っています。


<ビレッジボックスの所在地＞
◇加古川市野口町良野1580　 ℡：079-426-9374

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お店の壁に掛けられた山の写真を拝見しながら、コーヒーをいただいていた時、子供たちと共に出かけたスキー場での思い出をいろいろ振り返っていました。


１歳半くらいにスキー場デビューした娘は、スノーボードでの雪遊びが気にいって、私は娘とスノーボードを抱えて何度もゆるい斜面を登らされたのですが、それでも、主人が彼女を抱きかかえて初心者コースを滑り降りてきたり、子供用のスキーをつけさせて支えながら一緒に滑り降りてきた時の笑顔にはとてもかなわなかったなぁ...とか。

主人が滑りに行っている間、子供用のスキーウェア姿でよちよち歩きしている彼女がゲレンデの隅で雪だるまを作ったり、雪遊びをしているのを見た方々から、「かわいいね。」と声をかけていただいた時は、（親バカですが）うれしかったなぁ...とか。


息子が生まれてまもなく阪神淡路大震災が起こって、それから、いろんな事があって、彼が小さい時にはなかなか家族でスキーに出かけられなくなっていましたが、子供だけで参加できるスキー教習ツアーに何度か娘と２人参加したりしていたおかげで、彼もまた学校のスキー合宿などでは上級者組になんとか入れていただけるくらいには滑れるようになっていました。




状況の変化や、その時の環境、自由になる時間、自分自身の体力、経済的な問題等々、いろいろな要因で、人は出来る事、出来ない事のバランスをとっていかないといけないのだけれど...。



”その時にしか出来ない事があって、その時にしか作れない思い出がある。”




そんなことを、ぼんやりと、考えていました。