2014年03月16日
新幹線の車内にて…
「まるで、おたふく風邪みたいだね…。」というくらい腫れた頬をマスクで隠して、それでも娘は自分の所用ついでに、新幹線の改札まで見送ってくれました。
明日からまた彼女の日常が始まると、母は、遠くで気遣うことしか出来ないけれど…。
“とにかく、出来るだけのことはやり遂げた週末だった。”
と、自己満足出来る事だけが、救いです。
娘の部屋に泊まり込みで滞在した、3泊4日。
娘の帰宅前に先に訪れて、残業で遅くなる彼女を待つ間に、近くのスーパーで買ってきた材料を使って、勝手知ったる小さなキッチンで晩ごはんを作って待っていたり…。
抜歯手術の翌日の午前中は、微熱がでていろいろつらそうな彼女が寝込んでいる間に、今年になってから残業で深夜帰宅が増えて行き届いていないという部屋のあちこちを掃除したり…。
そういう事って、たぶん、実の母娘だからこそ、お互いに気を遣わずに出来る事なのかも知れないと、思う。
いつか、息子が家庭を持って、彼のお嫁さんのお手伝いに行く事があったとしたら、日常生活の細々した部分を“勝手に見ていいのかな”、“私がさわっていいのかな”という遠慮が付きまとって、いちいち確認して、許可をとらないと何も出来ないような気がする。
でも、そんなふうにいちいち聞かれると、返って相手も気にするだろうし…。
そして、たとえ実の母娘であったとしても、実家を離れて長い年月が経ってしまうと、よけいな手出し口出しをすることによって、お互いに傷ついて、イヤな思いをすることになりかねないという現実も、身にしみて知っているし...。
“「人間関係の距離感」って、やっぱり、難しいものだな。”と、まだ見ぬ彼のお嫁さんにまで想いをはせて考えてしまっていた、心配性で気の早い母なのでした…。
娘の帰宅前に先に訪れて、残業で遅くなる彼女を待つ間に、近くのスーパーで買ってきた材料を使って、勝手知ったる小さなキッチンで晩ごはんを作って待っていたり…。
抜歯手術の翌日の午前中は、微熱がでていろいろつらそうな彼女が寝込んでいる間に、今年になってから残業で深夜帰宅が増えて行き届いていないという部屋のあちこちを掃除したり…。
そういう事って、たぶん、実の母娘だからこそ、お互いに気を遣わずに出来る事なのかも知れないと、思う。
いつか、息子が家庭を持って、彼のお嫁さんのお手伝いに行く事があったとしたら、日常生活の細々した部分を“勝手に見ていいのかな”、“私がさわっていいのかな”という遠慮が付きまとって、いちいち確認して、許可をとらないと何も出来ないような気がする。
でも、そんなふうにいちいち聞かれると、返って相手も気にするだろうし…。
そして、たとえ実の母娘であったとしても、実家を離れて長い年月が経ってしまうと、よけいな手出し口出しをすることによって、お互いに傷ついて、イヤな思いをすることになりかねないという現実も、身にしみて知っているし...。
“「人間関係の距離感」って、やっぱり、難しいものだな。”と、まだ見ぬ彼のお嫁さんにまで想いをはせて考えてしまっていた、心配性で気の早い母なのでした…。