2010年09月01日
Nostalgia ~郷愁~
今日から、9月。
今から7年前、2003年9月にYESが再結成し、来日して大阪で行われたコンサートに行きました。当初、その年の1月に来日予定だったのに、Jon・Andersonのアクシデントによる負傷&ドクターストップによるツアーの延期があって、秋にスケジュール変更されたものでした。
1971年「Fragile」のオリジナルメンバーからドラムがアラン・ホワイト(1973年のビル・ブラッフォード脱退により加入)に替わっているだけの、私にとっては豪華なオリジナルメンバーによるコンサートでした。
30年の年月が過ぎていても、奏でる音楽は昔と変わらず、ひたすら感動のコンサートでした。
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また、3年前の2007年10月、播磨科学公園都市で兵庫県が主催で開催した「ふれあいフェスティバル2007」において、太田裕美さん、大野真澄さん、伊勢正三さんのジョイントコンサートが行われると知って、子供たちと共に訪れました。
野外コンサート会場で見た彼ら3人は、昔のイメージのままで、午後3時から4時までのジョイントコンサートで聞いた10曲の歌声に没頭していた1時間でした。
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そして、2010年9月。
現在も活動を続けているYESのメンバーは、keyboardがリック・ウェイクマンの息子になっているとか、vocalがジョン・アンダーソンではないとか。
去年の秋に還暦を迎えた大野真澄さんが行ったコンサートライブでは、アルフィーのメンバーと共になつかしのガロのナンバーを4人でハモって歌っていたとか、現在では元ガロのマークもまた有志の若手ミュージシャン達と共にライブ活動を行っているとか。でも、彼らの場合、オリジナルメンバーで再結成しようにも、もうトミーはいない。
それでも、歴代のYESメンバーの古い映像を集めたDVD、35周年記念コンサートLIVEのDVD、GARO BOX内のDVDには、当時のままのメンバーが歌っている昔の映像が残っている。
そんな映像を再生する時、それを見ている私の中には、その当時の私にすっかり戻って見ている私と、年月を経てどこか昔と微妙に違っている私とが、不思議な感覚で共存している。
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文章という形での言語媒体であれ、写真やDVDなどの映像媒体であれ、音という音楽媒体であれ、”記録に残す”ということは、たぶん、もう2度と全く同じ時間がやってこないであろう、”貴重なたった今現在という時間を、何かに刻みつけておく作業”なのだろうと、思う。
※2003年9月12日、コンサート会場で買ったTシャツの記録写真から
今から7年前、2003年9月にYESが再結成し、来日して大阪で行われたコンサートに行きました。当初、その年の1月に来日予定だったのに、Jon・Andersonのアクシデントによる負傷&ドクターストップによるツアーの延期があって、秋にスケジュール変更されたものでした。
1971年「Fragile」のオリジナルメンバーからドラムがアラン・ホワイト(1973年のビル・ブラッフォード脱退により加入)に替わっているだけの、私にとっては豪華なオリジナルメンバーによるコンサートでした。
30年の年月が過ぎていても、奏でる音楽は昔と変わらず、ひたすら感動のコンサートでした。
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また、3年前の2007年10月、播磨科学公園都市で兵庫県が主催で開催した「ふれあいフェスティバル2007」において、太田裕美さん、大野真澄さん、伊勢正三さんのジョイントコンサートが行われると知って、子供たちと共に訪れました。
※「ふれあいフェスティバル2007」 開演前の設営風景(2007年10月27日)
野外コンサート会場で見た彼ら3人は、昔のイメージのままで、午後3時から4時までのジョイントコンサートで聞いた10曲の歌声に没頭していた1時間でした。
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そして、2010年9月。
現在も活動を続けているYESのメンバーは、keyboardがリック・ウェイクマンの息子になっているとか、vocalがジョン・アンダーソンではないとか。
去年の秋に還暦を迎えた大野真澄さんが行ったコンサートライブでは、アルフィーのメンバーと共になつかしのガロのナンバーを4人でハモって歌っていたとか、現在では元ガロのマークもまた有志の若手ミュージシャン達と共にライブ活動を行っているとか。でも、彼らの場合、オリジナルメンバーで再結成しようにも、もうトミーはいない。
それでも、歴代のYESメンバーの古い映像を集めたDVD、35周年記念コンサートLIVEのDVD、GARO BOX内のDVDには、当時のままのメンバーが歌っている昔の映像が残っている。
そんな映像を再生する時、それを見ている私の中には、その当時の私にすっかり戻って見ている私と、年月を経てどこか昔と微妙に違っている私とが、不思議な感覚で共存している。
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文章という形での言語媒体であれ、写真やDVDなどの映像媒体であれ、音という音楽媒体であれ、”記録に残す”ということは、たぶん、もう2度と全く同じ時間がやってこないであろう、”貴重なたった今現在という時間を、何かに刻みつけておく作業”なのだろうと、思う。
Posted by Dreamer at 22:07
│音楽の話