2011年10月26日
究極の選択と優先順位 ~HUNTER × HUNTER~
新バージョンの"HUNTER × HUNTER"が、
この10月から日本テレビ系で始まりました。
フジテレビ系で放映されていた以前のこのアニメは子供達が好きで見ていたのと、カラオケランチ仲間であり、マンガから小説までいろいろな本の読書友達であり、趣味の英語研究会仲間でもあったAさんもこの作品のファンではまっていたこともあり、カラオケに行って主題歌や挿入歌の数々を歌い、英語版のこのマンガを購入して「このセリフを英語で言うと、こういう表現になるんだね~。」と研究して楽しんでいたなど、この"HUNTER × HUNTER"のアニメには本当にたくさんの思い出があります。
その当時は比較的ご近所だったAさんですが今は神戸に引っ越してしまったことや、子供達が大きくなるにつれて私の仕事のスケジュールが増えてしまったことなどから、最近では、年に1~2回会えるかどうか・・・というペースになってしまっていますが、”うまくスケジュールがあえば、また、一緒にカラオケをしたり、いろいろなおしゃべりをしながらランチを食べようね。”と、お互いに無理をしない形でおつきあいを続けています。
9月に彼女からひさしぶりに電話がかかってきて、「HUNTER × HUNTERが、今度は日本テレビ系で最初からリメイクされて始まるらしいよ。」と盛り上がって話をして、「また、一緒にカラオケに行きたいね。」と誘われた時には私の父が入院中で私自身の余裕が全くなく、「そのうちにまた、連絡するね。」と答えていたのだけれど、10月下旬になって息子が録画予約をしていたアニメを見ているうちにむしょうに彼女といろんな話をしながらカラオケで一緒に歌いたくなって、先日電話をしてみたら、今度は彼女の方が身内の不調のため来月は関東へ里帰りする予定だという。12月になると私も慌ただしくなるので、「では、次のデートは来年の1月頃にうまく予定があえばいいね。」ということになった。
考えてみれば、私と長く親しくつきあい続けてくれている友人たちとの交流って、みんなこんな感じかもしれない。
ふと思い出すと、連絡があったり、こちらから連絡をしてみたりして、お互いにうまくスケジュールをあわせることができたら、デートの約束をして、予定通り会う事が出来たら、前回会えたのが半年前とか1年前とか5年前とかたとえ10年ぶりであっても、「ひさしぶりだね。どうしてた?」から始まって長い時間の経過をさらっと報告しあって埋め合わせたら、いつのまにか、「で、前回の続きなんだけど・・・。」と、以前の続きの状態から会話が成立しているような...。
そんな友人たちとは、いつの日かお互いに現世から旅立つ日が来たとしても、また生まれ変わって出会った時に、さながら何かに魅かれるようにまたつながりができて、自然な形で今の会話の続きをしているような、そんな気がする。
閑話休題。
”HUNTER × HUNTER” 第2話のワンシーンから。
究極の選択と言えるような難問をつきつけられた結果として...。
"The correct response is no response."
"She told us that we could only say ① or ②, but she didn't tell us...that we had to say anything. Silence,indeed,was golden."
(「HUNTER ×HUNTER」1 P78より)
そして試験の解答としては、たとえ、それが”その試験においては、正解”であったとしても...。
"The quiz is over,but...what if,one day,you really have to make a choice like that ?"
(「HUNTER ×HUNTER」1 P80より)
人が生きるという事は、完全な正解のない選択でも、なんとかその場での優先順位をつけて選んで進んでいかないといけない事の連続だから。
長い年月をかけて、そしてたとえ生まれ変わったとしてもまた巡り合って、共に語りあっていきたいと思える人達に出会えることは、本当に幸せなことだと心から思います。
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最近、スティーブ・ジョブズ氏の訃報を伝えるテレビ番組の中で見た時、最後のセリフが印象的だったので、検索して探し出しました。とても聞きやすい英語で、わかりやすく語られています。
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次回のAさんとのカラオケランチのために、復習しておかないといけないのは、まずこれでしょう...。
となると、その次にはこの歌も必須ですね。 CDを繰り返し聞き直してから、練習しておきましょう。
次回のAさんとのカラオケランチのために、復習しておかないといけないのは、まずこれでしょう...。
となると、その次にはこの歌も必須ですね。 CDを繰り返し聞き直してから、練習しておきましょう。
Posted by Dreamer at 11:12
│本の話