2013年04月15日

若葉の頃 ~First of May~

先日、お茶会でおうかがいしたTさん宅では(Tさん長男)君の節句人形が飾られていて、「もう、そんな時期なんですね。」と言ったところ、「お雛様はその時期に出して、ひなまつりが済んだら早くしまうという風習があるけれど、5月人形はむしろずっと飾っておくほうがいいという人もいるらしいから、うちではこの部屋が出来てからずっと飾っているよ。」とのことでした。

同席されていたKさんからも「うちでも、(Kさん長男)君の節句飾りはずっと飾ったままにしている。」と言われて、その夜、夕食時に「ここに引っ越してきてから、飾るスペースがないし、気持ちの余裕がなかったりで、5月人形を飾れない年が多かったけど、それって、やっぱり良くないよね・・・。」と話していました。

その後、義母と話をして、現在息子が主にそちらにいるため、実家客間の床の間に彼の節句人形を飾っていただくことになり、昨日主人と共に搬入し、飾ってきました。

若葉の頃 ~First of May~


「今まで、ボクは、文字通り、”箱入り息子”だったのか・・・。」と、息子に言われて、「ごめんね・・・。」と、反省しきりの母でした。タラーッ


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もうすぐ、5月。テンプレートを、BLUE SKYに模様替え。


◇First of May 




息子の初節句に私の実家の親が贈ってくれた5月人形は、主人の実家の床の間に飾っていると、同居当時はとても大きく見えていました。

震災後に別居となって、現在の家に引っ越してから、客間も和室も床の間もない我家には、そう簡単に飾れないようにすら思えていました。

洋室のリビングの一角に飾っていても、なんだか、しっくりこなくて、忙しさを言い訳に飾らない年がだんだん増えていました。


そして彼が大きくなり、主人の実家で暮らすようになって、先日飾った5月人形は、私の記憶の中の大きさより、ずっと小さく見えました。


けっして、節句を祝う5月人形の大きさが変化したのではなく。

赤ちゃんだった彼が大きくなった分だけ、5月人形が小さく見えるようになった...ということなんですけれど。


そんなふうに、その当時は大きく重く感じていた諸々の事すべては、当事者であるその人自身が大きく成長してさえゆけば、小さく些細な事に思えるようになるのかも、しれません。

できるならば、そんなふうに年齢を重ねて生きていきたいな...と、思います。




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Posted by Dreamer at 17:52 │日常の雑感