2014年07月17日
お蕎麦三昧の夕べ 2014.6
東京へ行くとお蕎麦が食べたくなるのは、どうやら、私の習性のようで...。
娘の親不知騒動で訪れていた3月、買い物に出て、ひとりで立ち寄った小さなお蕎麦屋さん。
基本的に、夜は2名以上1組の予約のみ受けるということに加え、常連さんが多いため、予約を入れるのは難しいようなのですが、5月末にランチに訪れた際、6月末のこの日の予約を受けていただいていました。
そして娘と私が庭の湯でゆったり過ごした日の夜は、仕事を終えて駆け付けた主人と合流して、お蕎麦三昧の夕べだったのでした。
とりあえずのビールと、お通し、小鉢、八寸。
更科そば。
焼き味噌の表面にはそばの実が...。ここで、主人は日本酒をオーダー。
山芋と長芋をブレンドしたというとろろの上に、青のりとそばの実。特製だしをかけて、いただきます。
そばの実とクリームチーズ。きっと、ワインにもすごくよくあうだろうなぁ...と思いつつ、おいしくいただきました。
田舎そば。
天ぷら盛り合わせ。
せいろ蕎麦。
そして、最後はやはり、蕎麦湯で締めくくり。
仕事の合間の昼食が軽かった主人ですら、お腹がいっぱいになったお蕎麦三昧のコースですから...。
娘と私は、”お昼を抜いておけば良かった...。”と後悔しながらも、どれもおいしくて、なんとか完食。次に訪れる機会があれば、今度は昼食を食べずに伺いたいなぁと思っています。
<過去ログ>
・癒される場所と食事についての雑感 (2014.5)
・東京の思い出についての雑感 2014.3
このお店のお蕎麦がおいしいのはもちろんなんですが、無口で気難しそうなご主人と、親しみやすくて魅力的な女将さんのお人柄にひかれて、私はファンになりました。
この日は、私が初めて訪れた時と逆パターンで、私たち3人の予約が入っているため特別におひとりさまの女性の予約を受けられたということでした。
途中から、女将さんを介してその女性といろいろお話するようになっていったのですが...。
たとえ東京在住であっても、その方のお嬢さんも関東圏で就職して自宅を離れて暮らしているということで、私に、「娘さんを東京に取られたという想いはありますか?」という質問をされました。
「まだようやく1年と少しなんですが、関西から関東へ来たことで娘の生活エリアが広がっただけでなく、いろいろな意味で彼女の視野が広がったと思っていますし、それは娘だけでなく、親である私たちも、彼女を通して生活エリアが広がり、視野が広がったんじゃないかな...と思っています。」と答えている、私がいました。
さらに、「このまま、結婚してもずっと関東で生活していっても大丈夫ですか?」と聞かれたのですが...。
「いい出会いがあって、ご縁があって、そういうことになったら、それは、それで親として受け入れるのだろうとは思うんですが...。娘の旦那様が関西に転勤になって、孫を連れて家族ぐるみで近くに帰って来るという展開を、やっぱり、正直なところ、心のどこかで願ってますよね。。。」というのが、私の素直な返事だったのでした。
そんな私たちの会話を笑顔で聞いておられた女将さんが、食事を終えて店を出る私たちを見送ってくださる際に言ってくださったのは、「また、ぜひ、いらしてくださいね。いいご縁が続きますように。」という言葉でした。
”魅力的なお店には、おいしいお料理があるだけでなく、魅力的なお人柄の方がいる。”
私は、やはり、そう思います。
この日は、私が初めて訪れた時と逆パターンで、私たち3人の予約が入っているため特別におひとりさまの女性の予約を受けられたということでした。
途中から、女将さんを介してその女性といろいろお話するようになっていったのですが...。
たとえ東京在住であっても、その方のお嬢さんも関東圏で就職して自宅を離れて暮らしているということで、私に、「娘さんを東京に取られたという想いはありますか?」という質問をされました。
「まだようやく1年と少しなんですが、関西から関東へ来たことで娘の生活エリアが広がっただけでなく、いろいろな意味で彼女の視野が広がったと思っていますし、それは娘だけでなく、親である私たちも、彼女を通して生活エリアが広がり、視野が広がったんじゃないかな...と思っています。」と答えている、私がいました。
さらに、「このまま、結婚してもずっと関東で生活していっても大丈夫ですか?」と聞かれたのですが...。
「いい出会いがあって、ご縁があって、そういうことになったら、それは、それで親として受け入れるのだろうとは思うんですが...。娘の旦那様が関西に転勤になって、孫を連れて家族ぐるみで近くに帰って来るという展開を、やっぱり、正直なところ、心のどこかで願ってますよね。。。」というのが、私の素直な返事だったのでした。
そんな私たちの会話を笑顔で聞いておられた女将さんが、食事を終えて店を出る私たちを見送ってくださる際に言ってくださったのは、「また、ぜひ、いらしてくださいね。いいご縁が続きますように。」という言葉でした。
”魅力的なお店には、おいしいお料理があるだけでなく、魅力的なお人柄の方がいる。”
私は、やはり、そう思います。
Posted by Dreamer at 13:08
│グルメ番外編 (東京)