2015年04月24日
”Melody"によせて
私にとっては、ガロの演奏で初めて聞いた”Teach your children"の方がオリジナルで、その後、映画「小さな恋のメロディ」のエンディングテーマとしてCSN&Yの原曲を初めて聴きました。

シーズンごとの模様替え等の折々に、過去記事を振り返ることがあります。(※"GW明けの風景 2014")
去年の同じ月の、一昨年の、そして数年前の...ここに残っている過去記事と現在とを比較すると、自分自身では意識していなかった変化が見えてくることがあります。
それは、自分自身の変化だけでなく、周囲の人たちや環境の変化もあります。
グルメ記事を振り返ってみると、消費税増税などを経て価格が変わっていたり、現在では閉店されているお店があったり、好きな音楽に関しても、いろいろな変化があって、どんなに待ち焦がれても、もう二度と聴けないオリジナルでのライヴがあります。
でも、”悲しい”とか、”切ない”とか、そういう想いのその先には、きっと、”あの日、あの時、めぐりあえていて良かった”という想いがあるはずなのだと。
昨年末に、幼い頃に大好きだったGAROのマークさんが亡くなってから、あまり、音楽を聴かなくなっていた私がいました。
どんなに待っていても、もう2度と”オリジナル(ご本人の声)”によるライヴで、大好きだったGAROの歌を聴けることはないんだ...ということからくる喪失感が、たぶん、そこにはありました。
でも、4ヶ月という時間を経て、いろいろなことを振り返ってみると、”2010年12月に行われた神戸ライブと大阪ライブに参加させていただいていた”という、その事実に対して、あの当時の私には全く想像もしていなかったくらいに大きな"感謝の想い"が、とめどなくこみあげてきます。
そういうことって、ある程度の時間を経てから振り返ってみて、ようやく気づくことなのかもしれません。
そして、それこそが、私が”過去ログを大切にしていきたい”と思う想いの基本なのだと思います。
少なくても、この記事(Nostalgia ~郷愁~)を綴っていたころの2010年秋の私は、その後、何度か関西でマークライブを訪れることになることも、2013年にはマーク FROM GAROとして新作CD「時の魔法」が発売されてアコースティックバージョンの新しい「学生街の喫茶店」が収録され、そしてそのCDが彼の遺作になってしまうということも、2014年7月にRick wakemanの来日ソロライヴ、11月に最新のメンバーによるYESライヴに行くことになることも、予想すらしていなかった。
そして、その後のさまざまな経験を経て、過去に自分が綴っていた想いを第三者の視点で見てみると、新しく気づいたことと、あの頃と変わらない想いの両面がある。
そんなことを、徒然に想う、2015年初夏です。

シーズンごとの模様替え等の折々に、過去記事を振り返ることがあります。(※"GW明けの風景 2014")
去年の同じ月の、一昨年の、そして数年前の...ここに残っている過去記事と現在とを比較すると、自分自身では意識していなかった変化が見えてくることがあります。
それは、自分自身の変化だけでなく、周囲の人たちや環境の変化もあります。
グルメ記事を振り返ってみると、消費税増税などを経て価格が変わっていたり、現在では閉店されているお店があったり、好きな音楽に関しても、いろいろな変化があって、どんなに待ち焦がれても、もう二度と聴けないオリジナルでのライヴがあります。
でも、”悲しい”とか、”切ない”とか、そういう想いのその先には、きっと、”あの日、あの時、めぐりあえていて良かった”という想いがあるはずなのだと。
昨年末に、幼い頃に大好きだったGAROのマークさんが亡くなってから、あまり、音楽を聴かなくなっていた私がいました。
どんなに待っていても、もう2度と”オリジナル(ご本人の声)”によるライヴで、大好きだったGAROの歌を聴けることはないんだ...ということからくる喪失感が、たぶん、そこにはありました。
でも、4ヶ月という時間を経て、いろいろなことを振り返ってみると、”2010年12月に行われた神戸ライブと大阪ライブに参加させていただいていた”という、その事実に対して、あの当時の私には全く想像もしていなかったくらいに大きな"感謝の想い"が、とめどなくこみあげてきます。
そういうことって、ある程度の時間を経てから振り返ってみて、ようやく気づくことなのかもしれません。
そして、それこそが、私が”過去ログを大切にしていきたい”と思う想いの基本なのだと思います。
少なくても、この記事(Nostalgia ~郷愁~)を綴っていたころの2010年秋の私は、その後、何度か関西でマークライブを訪れることになることも、2013年にはマーク FROM GAROとして新作CD「時の魔法」が発売されてアコースティックバージョンの新しい「学生街の喫茶店」が収録され、そしてそのCDが彼の遺作になってしまうということも、2014年7月にRick wakemanの来日ソロライヴ、11月に最新のメンバーによるYESライヴに行くことになることも、予想すらしていなかった。
そして、その後のさまざまな経験を経て、過去に自分が綴っていた想いを第三者の視点で見てみると、新しく気づいたことと、あの頃と変わらない想いの両面がある。
そんなことを、徒然に想う、2015年初夏です。
今日はいいお天気
なので、自分が書いていた過去ログに励まされて、ラグやシーツを洗って干してみました。
そんなささやかなことでも、自分自身が”気持ちいい”と思えたら、気分が変わってくれるのかな...と、思う。
もうひとつ、気がついたこと。
今年、息子が成人式を迎え、下宿先の実家にすっかりなじんで大学生活を送っていて、社会人2年目の娘もしっかり関東になじんで充実した日々を送ってくれていることに、安心したり、感謝したりしながらも、まだうまく”子育て期からの卒業”が出来ていない私は、5月病というよりむしろ、ずっと心の奥底で、『空の巣症候群』に悩まされているのかもしれません。
そんな状況から抜け出すために、自分の趣味を持とうと、好きだった音楽を取り戻そうとしてきた中で、また別の喪失感に直面してしまい、心の中の水面下でジタバタもがいていたのかな...と、思います。
”ゆっくりと過去を振り返ってみる”という行為の中で、失ったものを追う気持ちだけでなく、過ぎ去った日々の中に残っている楽しかった思い出や、それらを経た故に現在手元にあるのであろうささやかな幸せを数えて、追ってみるということが、自分自身にとっての救いになり、癒しになり、未来へ向かう原動力になればいいなと、願っています。

そんなささやかなことでも、自分自身が”気持ちいい”と思えたら、気分が変わってくれるのかな...と、思う。
もうひとつ、気がついたこと。
今年、息子が成人式を迎え、下宿先の実家にすっかりなじんで大学生活を送っていて、社会人2年目の娘もしっかり関東になじんで充実した日々を送ってくれていることに、安心したり、感謝したりしながらも、まだうまく”子育て期からの卒業”が出来ていない私は、5月病というよりむしろ、ずっと心の奥底で、『空の巣症候群』に悩まされているのかもしれません。
そんな状況から抜け出すために、自分の趣味を持とうと、好きだった音楽を取り戻そうとしてきた中で、また別の喪失感に直面してしまい、心の中の水面下でジタバタもがいていたのかな...と、思います。
”ゆっくりと過去を振り返ってみる”という行為の中で、失ったものを追う気持ちだけでなく、過ぎ去った日々の中に残っている楽しかった思い出や、それらを経た故に現在手元にあるのであろうささやかな幸せを数えて、追ってみるということが、自分自身にとっての救いになり、癒しになり、未来へ向かう原動力になればいいなと、願っています。