2011年06月05日

静かな新装開店


先月まで移転前の売りつくしセールを行っていた
実家の店が完全にシャッターを降ろし、
ご縁があった近くの店舗スペースで、
今月、静かに新装開店をしました。


長年守り続けた自分の大切な城を離れることがさびしそうだった父でしたが、以前より小さくなったとはいえ、また新しい自分の城を築いて、ようやく、少し元気を取り戻していたようだったのと対照的に、ずっと気力で明るく元気に振舞い続けていてどんな時も弱音を吐かず前向きだった母が、あいかわらず気力で元気そうにしながらも少しやつれていた表情が印象的で、この父の気弱なやさしさと、母の不器用なたくましさを、間違いなく私は自分自身の中に引き継いでいるのだろうなぁ…と、思った。

慣れ親しんだ店舗から100mも離れていない場所で、
いい方々に恵まれて、
両親が無理をしない規模の
ささやかな生きがいの店が歩み出しました。



ご近所のみなさまにはいろいろお世話になるため、出来る範囲のご挨拶に伺って、ようやく、私もほんの少し安心することが出来ました。

たくさんの人達に支えられて、人は生かされているのだと、感謝の気持ちで無事にこの週末を迎え、私自身の日常生活の場に戻ってくることが出来ました。

本当に、ありがとうございます。

今後とも、何卒、よろしくお願い申し上げます。




  
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Posted by Dreamer at 19:33日常の雑感