2011年05月16日
ベランダ菜園と初夏の剪定
私の実家はもともと敷地が狭かったため、建て替えて3階建てになっても、母は2階と3階のベランダに所狭しとプランターや鉢を並べており、忙しい毎日の中、大きなペットボトルに水を入れて階段を上って持ってあがり、水やりをするのが一仕事になっている。
そのため、いつも、「大変な思いをするくらいなら、ベランダの植木を少しは整理したほうがいいよ。」と言っているのだけれど、全く聞く耳を持たない。
そんなことがあるので、私は今までずっと”我家のベランダには、絶対に鉢やプランターを置かない。”と心に決めていた。
それなのに、”節電のため、日よけ対策にゴーヤで緑のカーテンを作る”という大義名分の魅力に負け、とうとう昨日、禁断の領域(ベランダ)にガーデニングを持ち込んでしまいました。(しかも、ゴーヤだけでなく、あれこれいろんな野菜苗を詰め込もうと模索してるし…。)
午前中、外出から帰宅して、まずはベランダ掃除やサッシの窓ガラス洗いからスタートするため、いつもの大掃除の要領で伸縮式の物干しざおの先に水やりホースの先端をくくりつけ、2階のベランダで娘に受け取ってもらって、作業開始。「半期に一度の大掃除だから、誰かがいる時に出来るこの方法で水やりホースの先をあげられるけど、これから夏場になるとひとりで朝夕水やりしないといけないし、やっぱり、ペットボトルで地道に水を持っていくしかないのかな。ビフォーアフターの匠みたいに、”なんということでしょう。毎日水やりが大変なお母さんのために、スイッチを押すだけで水やりホースが2階のベランダまで上がっていくではありませんか。”みたいな装置を作ってもらえたら、いいのに。」と言う私に、「そんなん、ベランダからひもを降ろして、下でホースの先をくくりつけて、後でベランダから引っ張り上げたらいいだけやん。」と、主人が一言。。。
なんということでしょう…。たった1本のひもを用意するだけで、あっさり問題が解決してしまうんですね。
気がつかなかった...というより、今まで大掃除のたびにしてきた苦労って、いったい何だったのでしょう。。。
とりあえず、そんなこんなで、我家のベランダ菜園が昨日スタートしました。
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勢いにのって、昨日の午後には花壇の植え木の初夏の剪定も行いました。これからの季節には新しい枝が伸びてくるため、数年ぶりに、花が終わったローズマリーとカロライナジャスミンの枝をバサバサ剪定。すっきりした空間に、今度はカクテルの枝とハニーサックルの枝を伸ばします。
私は花の姿と香りがいいつる系植物が好きで、それらは空中の空間を利用しやすいのですが、反面、誘引の作業が大変です。どんどん枝が伸びるこの時期は、あっという間に好きな方向へ枝を伸ばして巻きついたり、絡みあったりしてしまうため、こまめにチェックして、方向を是正して誘引してあげないといけません。
そういう作業をする空間に、バラの苗もある訳ですから、棘でひっかいて傷だらけになることもしょっちゅうです。
ただ、ガーデニング作業に熱中していると、無心の心境に近づけるようで、後には心地いい疲れが残り、イメージ通りに仕上がると、やはりうれしいものです。運動が苦手な私にとっては、ガーデニングもまた、心身の健康にとって大切な運動のひとつなのかもしれません。
また、花壇内の日当たりが良くなった場所に、ブルーベリーやバラの植木鉢をとりあえず、移動。
これからゆっくりと、初夏に向けての配置を考えていく予定です。
今朝の、チャールストンと白いミニバラ。
ゴールデンシャワー。
Posted by Dreamer at 22:46
│My Garden